エステとクリニック、安全なのはどちらでしょうか?
一般的には、「クリニックは医師がいるから安全」と思われがちです。
でもこれは実は大きな間違い。
クリニックは「医師がいるから安全」なのではなく、
「医師がいるから高リスクの医療行為が受けることができる」というのが正しい解釈です。
エステでは医療行為はNG
当然ながら、エステでは医療行為は受けられません。
平成13年11月に厚生労働省医政局よりあった通達のとおり、脱毛に関する医療行為はエステでは認められていません。
そのため、現在の脱毛エステではフォト等の機械を中心に、医療行為に当たらない低リスクの脱毛行為を行っています。
つまり、機械の性能に限れば、クリニックの脱毛レーザーのほうがエステのそれよりも、高リスクなのです。
そのため、エステの脱毛よりも即効性があるとされているのです。
高リスクとは危険性が高いということですから、
エステよりも、クリニックのほうが危険性は高いといえます。
しかし、クリニックは医師法に基づき医師が常駐しているため、
何か肌トラブルが起きた場合には、すぐ診てもらえるというメリットがあります。その安心感はとても大きいですよね。
またクリニックは、基本的に看護師が照射をするのでより心強いと感じられるはずです。
実際に、やけどや毛膿炎、色素沈着などのトラブルは、エステ、クリニックどちらでもおきており、どちらが多いとはいえない状況です。
ただ、エステのほうが低出力ですから、なにか起きた場合はクリニックよりも深刻な状況にはならないと思われます。
まとめますと、
- エステのほうがリスクは低い。
- クリニックのほうがリスクは高いが、医師の常駐などそれをフォローできる環境が整っている
といえそうです。
ただし、エステであっても施術者が機械の使い方をよく認識していなければ、リスクは増しますし、クリニックであっても、医師がお飾りのようになっていれば、当然こちらもリスクが増すことになります。
ですので、「クリニックだから大丈夫」「エステだから安心」とひとくくりにすることはできません。そこの運営が健全であることがもっとも大切だと思います。
トラブルチェックポイント
トラブルが起きないチェックポイントとして、消費者生活センターは下記のようにあげています。
消費者へのアドバイス
- 消費者が選択できる医療なので、美容医療情報を確認する
- 美容医療にもリスクがつきものなので医師に確認する
- 契約は慎重にする→報告書チェックリストを参考に
- 術前の検査や術後のケアを守る
- メモや資料は整理して保管する
こちらは美容クリニックのチェックポイントですが、これはそのままエステサロンにも当てはまると思います。
健全な運営のところであれば、エステサロン、クリニックどちらでも安全なはずです。
大切なのは、サロンとクリニックのどちらがより安全か、ではなく、
あなたが通おうとしているところが、安全かどうかです。
上記のチェックポイントを参考に、しっかりと見極めてほしいと思います。