今では、以前のような度を越したクロージング(勧誘)はなくなりました。
一昔の怒涛の勧誘と比べると、現在は拍子抜けするといってもいいくらいです。
ただし、これは大手に限った話で、小さなサロンやクリニックなどはカウンセラーがしっかりとコース契約を勧めてくることもまだまだあります。
そんなとき、「断れなくて契約しちゃった…」では困ります。
どんな言葉でも断ることはできるのですが、「お金がありませんから」は言いづらいですし、「ちょっと考えます」では相手も引き下がりません。
あまり感じ悪いのも後味が悪いものですので、ここでは上手にかつ感じ良く、スッキリ断れるセリフをピックアップしてみました。
「家に帰って、親/主人に相談して決めますね」
自分では決められない、ということを主張します。
自分では決められないのでこれ以上私に言っても無駄ですよ、というサインを出します。
こう言うと以前は、「自分のことくらい自分で決めなきゃ」とか「今決めないともうこの金額じゃなくなるよ」などとなんとか食い下がってきましたが、最近はそこまで言われることはほとんどありません。
とくに「家に帰って~」のくだりがでると、「これはダメだ」と思われ大抵がそのまま終了します。
「お金をためて、また来ますね。」
これを言われたら笑顔でうなづくしかありません。なにしろ、「また来る」と相手が言っているのですから。
決して「いつお金がたまりますか」とは聞かれません。
せいぜい「今日じゃないとこのキャンペーンは適用できないですけどいいんですか」というくらいです。
そんなときはにっこりと「ええ、大丈夫です」と伝えれば、もうそれ以上勧誘されることはありません。
私がこの断り方が好きなのは、なによりも感じが良く聞こえるからです。散々利点を勧められた後では、なかなか否定の言葉を言いにくいものです。
「わあ、すごくいいですね。ぜひやりたい。お金をためて、またきますね」と続けると、相手はにっこりと笑って、帰らせてくれるに違いありません。
「ほかのお店も検討してみます」
最初の二つと比べてちょっと距離をおいた言い方になりますが、「もう構わないでください」のニュアンスが出せるので、シチュエーションによっては使いやすい言葉です。
私がこれを言うとしたら、あまりいい印象でない相手に言います。
これを言ったとたん、一気に相手がしらけるのがありありと想像できますが、それくらいの破壊力が必要な相手もいるのも事実です。
これ以外にも、「今日はお試しだけのつもりなので」とか「ゆっくり考えます」などもあります。
最近は一昔前に比べて、「悪質な勧誘」はほとんど一掃されたといえますが、
いつどこで出くわすかわかりません。
そんなとき、あいまいな言葉を言ってしまうと延々と続くので、ビシッとしたセリフが必要ですので覚えておいて損はないでしょう。